我々テラークの使用している遠隔画像診断システムは現在2種類ありますが、95%以上の症例はイーサイトヘルスケア社製 DICOM PASSPORT を使用しています。
クラウド型の遠隔画像診断システムとしてはほとんど唯一のものです。
このシステムの物理的な最大の特長は診断端末に画像などのデータを転送しないことです。
「データを転送しないでどうやって読影するの」と言われますが、雲の向こうのサーバーの画面(の差分だけ)を転送して見せているだけなんです。
データのプリフェッチが不要ということではなく、オンラインで使用中、端末のディスクには画像データや患者リストはもちろん、一瞬でさえ存在しません。
とっても安全です。端末を盗まれても患者データはそこにはないからです。
データの転送が不要なだけでなく、診断用の高価なアプリ(DICOMビューワー、レポーティングシステム)やハード(3Dワークステーション)も端末には不要です。
必要な回線は通常のインターネット回線です。VPN は不要ですから固定IPも不要です。
FOMA などの遅い回線でもそれなりの速度が出ます。
医師が診断に使うパソコンは普通のパソコンでOKです。
つまり、今お使いのパソコンでも、新たに買ったばかりのパソコンでも、すぐに遠隔画像診断できてしまいます。
もっと詳しく知りたい方はこちらに。
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